研修に油壺へ

2017年7月31日2019年4月26日

　先日、所員全員で、油壺へ研修に行きました。
　油壺は、以前所員が事件に携わった現場でもあり、挨拶を兼ねて訪れました。
　当時、緑が覆い茂り、希少なアカテガニが住む自然豊かな油壺に、樹木を切り倒して海辺近くにマンションを建設する計画が立ち上がり、マンション建設に必要な市道拡幅計画が三浦市で持ち上がった事件でした。所員が、弁護団の一員として、行政や地元の開発業者に対し訴訟を行うのと並行して、依頼者を含め地域住民の方々が地道な自然保護活動を行いました。その結果、一部伐採がなされたものの、緑の油壺が守られました。
　当日も、緑が青々と茂り、珍しい鳥の鳴き声も聞こえるなど都会の喧噪とは違った静かで穏やかな時間が流れていました。波も穏やかで、大島は残念ながら見えませんでしたが、江ノ島の灯台が見えるなど天気に恵まれました。BBQでは、せっせと焼く人と、食べる専門の人と見事に真っ二つに割れましたが、所員で、油壺ならではの海の幸に舌鼓しながら、和気あいあいと過ごせ、気分転換と共に気合いを入れ直す良い一日となりました。